あーあぶねぇ。更新せずに1ヶ月過ぎちゃうとこだった…ホントは過ぎてるけど。
コニチハ。びんぼいくじパパです。
リサイクル的なものに私の本業は若干関わってくるので、うちは古物商の許可なんかもいただいてます。
玄関にプレートがちゃんと置いてあるよ。警察の人が検査に来るって言ってたけど、いつになったら来るのかね。
今日は副収入を得るために転売を一生懸命するより、交換をイメージして色々やったほうが、もしかしてオトクなんじゃないの?というお話です。
商売の基本は「仕入れ」と「販売」
んで、商売の基本は「仕入れ」と「販売」
これさえ上手にまわすことができれば、だいたいの商売は成り立ちます。
「仕入れ」に関わる部分は一般には知り得ないノウハウの部分になることが多く、「販売」に関わる部分は集客とリピートのノウハウになります。
集客などの販売に関する情報や書籍は腐るほどありますが、仕入れに関しては教えてくれる人はあまりいません。
仕入れはその業界の生命線なのでそう簡単に参入されると困るからです。
「転売」の儲けが出にくい理由
そこで、比較的「仕入れ」が簡単にできる「転売」というのが一時流行りました。
新規参入はしやすいので、これで副収入を得ようとがんばっている人も多い業界ですが、転売で儲けようと考えると結構大変です。
古物の場合、プレミアがついているものは利益も出やすいのですが、そうでない普通のリサイクル品の場合には、仕入れが高いので利益が出にくくなります。
売る方は高く売りたいし、買う方は安く買いたい。という状況は市場原理が働いて落とし所的な価格でだいたい落ち着きます。
売る方はさほど儲かることもなく、買う方はさほど安くも買えない。というのが転売にありがちなパターンです。
だけど売る方も生活がかかってるので利益を出そうとすると結構強引な取引をしようとします。商品写真はピカピカなのに、実物はくたびれているとか、同じ商品をたくさん出品してどうにか人の目に止まるようにしようとか。結局、労力の割には買われることもなく、嫌がられたり、悪い評価をつけられたりして、売る方もなんだか辛くなってきたりします。
そもそも、100円で仕入れた本を500円で売ったって送料、梱包資材などの経費も引くと利益は100円ぐらいです。100円で仕入れた商品なら1,200円ぐらいで買ってもらわないとまともな利益は出ません。
多売を維持してはじめて薄利が成立するので、自宅でちょこちょこ出荷作業してるうちは原価率10%あたりは死守しないと無理やと思います。
すると「100円のコーラを1,000円で売るには」みたいな本を読んでみたりするわけですが、そんなん無理矢理の話になるに決まってるわけです。
すぐに付加価値とか言い出す。屁理屈ばっかりですわ。そして、「販売」を一生懸命やります。本当は「仕入れ」をどうにかせにゃいけんのですけど。
いらなくなったものを必要なものに換えていく
そこで、いらなくなったものを必要なものに換えていくという方向で取り組むとちょっとおもしろい感じになると思います。
今、手元にあるいらないモノ。これを処分するなら仕入れはある意味タダともいえます。
いらないものを「販売」するんじゃなくて「欲しい人に使ってもらう」って感じ。
まぁ、まさに屁理屈ですが(笑)この構えの違いでモノの流れがグッと変わってくる気がします。
価格設定も思いやりのある価格になるし、紹介文も愛情のあるものになります。
そのイメージでオークションやフリマサイトを利用するとあら不思議。
利益は出なくても、プラマイゼロでいらないモノが必要なモノに変わっていくことが多くなりました。
また以外なものがあっという間に売れたりして、お互いに嬉しい感じが取引のメッセージを通しても伝わります。
そして、これはオークションサイトやフリマサイトがそもそも存在する出発点でもあったはず。
そのサイトを商売に使おうとするから、ややこしくなってることに気がつくと使い方が変わってくるし、利益は出ていないのに家計の負担は減ってる。ってことにビックリするかもしれませんよ?
販売することばかり考えると、売りつける感じになって相手も価格や機能にしか価値を見いだせなくなるけれど、商売はお互いの思いやりで成立することが基本になっていることが、こういう取引で実感できると、副業とはいえ商売も面白く感じると思うし、売り買いは結局人付き合いなんだなぁって思えると思います。
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