ヤフオクで車を買って登録する手続きのまとめ

やりくり

登録までの流れ(普通車を自分自身で登録する場合)

手続きの名称がまず違う

車検が残ってる時は「名義変更」

名義変更の時は、以前の所有者から自分に所有権を移す手続き
これをやらないと4月の時点で所有者になってる人に自動車税の請求が行くので売ったら即名義変更する約束になっていることが多い
また、所有者が変わった場合には15日以内に変更手続きをするという決まりになっているので、どっちにしてもすぐやらなきゃダメ。

必要な書類は

  • 車検証→車についてる
  • 譲渡証明→前所有者からもらう。たぶん印鑑のみで何も記入されていないので自分で書く
  • 以前の所有者の印鑑登録証明書→前所有者からもらう
  • 以前の所有者の実印のある委任状→前所有者からもらう
  • 自分の印鑑登録証明書→役所でもらう
  • 車庫証明書→警察署で発行してもらう

後は実印を陸運局に持っていって、陸運局にあるいくつかの書類に記入提出すれば登録できる。

 

一時抹消登録済みの場合は「中古車新規登録」

車検が切れてて抹消登録済みの場合には、中古車でも新規登録の手続きをしてナンバーをもらう。
ナンバーがないので自走して陸運局に持ち込んだりするために仮ナンバーを借りる必要がある。
それがイヤならカーキャリアで運ぶことになるらしい。
短距離だとしても任意保険なしで公道を走らせることになるので、万が一のことを考えると自走しないに越したことはないです。私が調べた限り個人が入れる任意保険は仮ナンバーだと受けてもらえませんでした。
これが原因でオークションでの出品者から直接引き取りに行くのは諦めて陸送を手配してもらいました。

必要な書類は

  • 一時抹消登録証明書→前所有者からもらう
  • 譲渡証明→前所有者からもらう。たぶん印鑑のみで何も記入されていないので自分で書く
  • 自分の印鑑登録証明書→役所でもらう
  • 車庫証明→警察署で発行してもらう

後は実印と一緒に書類を陸運局に持っていって、陸運局でいくつかの書類に記入提出すれば登録できる。

名義変更の方が少し書類が多い。
全ての書類を揃えるまでの道のりは以下に続くけど、基本的には役所も警察も陸運局もああしろこうしろと指示してくれる。嫌な顔されたり怒られたりすることもないので何も心配はいらないです。初めてでよくわかりませんって言いましょう(笑)
ただ2度手間にならないように、書類は揃えて行った方が効率がいいっていうだけのことです。

 

書類一式をもらったら、最初に車庫証明

まずは車検証や抹消登録証明が手に入るならすぐに手続きしたほうがいい。あと不動産の管理会社に使用許諾証明の発行も早めに頼んだ方がいい。うちはこの管理会社からの書類が届かないことで手続きが進まず本当に大変だった。

必要な書類

  • 駐車場の使用許諾証明(不動産の管理会社からもらう。有料の場合が多い)
  • 車検証もしくは一時抹消登録証明書
  • 警察でもらう書類一式(4枚)WEBでもPDFがダウンロードできる。PCで住所氏名など記入してプリントしたものでOKだった。
    車庫の位置を示す地図や図は昔は手書きだったけど、今回はPCで作成して別紙添付でOKだった。
    4枚目に記入する地図なんてグーグルマップをそのまま印刷してハサミで切り貼りしてった。

まずは交通課の受付カウンターに行くと書類のチェックをしてくれる。
その後、安全協会のカウンターに行き、印紙の購入。再度受付カウンターに行き全部提出。
無事に受理され、交付は明後日の13時ですよという紙をもらう。
提出した時間帯によって受け取れる日時が変わる。

なんにせよ、書類提出から証明書が手に入るまで一番時間のかかる部分なので、最初に取り掛かるべきです。
ちなみに実際におまわりさんが駐車場を確認しに来るので時間がかかるのは仕方がないことです。

 

仮ナンバー

車検屋さんや陸運局に車を持ち込む時に、仮ナンバーをつけて自走していくわけだけど、その前に必要なのが自賠責保険。普通は車検の時に発行してもらうので気にしないけど、車検が切れているので先に自賠責保険に入っとかなきゃいけない。これがないと仮ナンバーは借りられない。

車検を頼む予定の整備屋さんに自賠責保険の発行を先に頼むとその場で発行してくれる
他にもディーラーや自動車保険を取り扱ってる代理店などで発行してくれるらしい。
うちの車の場合は2年で3万円ぐらい。車検の予約をするついでに自賠責の発行を先にしてもらった。

無事に自賠責保険の証券を発行してもらったら、やっと仮ナンバーを借りに行ける。
せっかく役所に行くのでついでに印鑑証明も取っておこう。
今の車の廃車の予定もあるなら登録時と廃車依頼時に各1通ずつ合計2通必要になるので取っておこう。

仮ナンバーは最寄りの役所で借りられます。
必要な書類(全部コピー不可でした。要原本)

  • 車検証もしくは一時抹消登録証明書→車についてるor前所有者からもらう
  • 有効期間内の自賠責保険証券→その辺の車屋さんで加入できる。車検を予約したところで発行してもらうのが手っ取り早い
  • 免許証
  • 印鑑(認印でOK)
  • 手数料(750円でした)

実際に運行する前日から借りられます。最長5日。運行する目的と場所を申告して記入します。基本的にはその車の整備や登録に必要な目的にしか運行できません。つまり仮ナンバーで遊びに行ったりするのはダメってこと。悪質な場合、捕まるそうです。

区役所に行き”臨時運行許可をくれる課”を訪ねると用紙への簡単な記入と質問(行き先とか経由地とか)があり、用紙に書き込んで手数料を払うとすぐに仮ナンバーを貸してくれた。すごく簡単。

仮ナンバーをもらった後で気がついたのだが、ナンバーを取り付けるためのネジがついてなかった。調べると、現在ついているナンバーのものを流用することが多いみたいなんだけど、うちの車はすでにナンバーを返却済みなのでネジがついていないのだ。
サイズはM6(太さが6ミリ)というサイズになるらしく、長さは車種によって違うが15~20ミリ程度のものを用意する。ホームセンターで1本30円ぐらいだった気がする。登録後に新ナンバーをもらう時にはネジが一緒についてました。

車の整備

車検がスムーズに進むように事前に整備できることはやっといた方がいい。今回うちの車はタイヤがつるつるで車検に通らないので、先にタイヤの交換をした。経験上、タイヤは安い新品を買うより、高いタイヤの中古の方が機能的にいい気がする。いつもはアップガレージに行くんだけど、今回は近場のショップにお願いすることにした。4本で工賃込み3万円

車検をうける

車検はいつも近所の格安車検に頼んでいるので同じところに行った。1時間ほどで終わるはずが20分ほどして整備の人に呼ばれる。このままだと車検が通らないので部品交換が必要とのこと。金額は1万5千円ほどのプラスだが仕方がない。

2日預けろとか言われたので、時間がかかるなら自分で部品手配して持ち込むと言うと、明日の昼にはなんとかしてくれるという(笑)そのまま預けて歩いて帰る。

車検が終われば後は登録に行くだけ。レッツラゴー。

 

登録をする

管轄の陸運局に車両を持っていき、必要な書類等を提出してナンバーをもらい、取り付けた後、封印の作業をしてもらったら、登録はおしまい。任意保険の切り替えなどをすかさず電話で行うことも忘れずに。

陸運局での登録の流れ

陸運局についたら適当なとこに車を停めて、まずは県税事務所に行く。といっても、県税事務所と陸運局は同じ敷地に隣り合って建ってるので大した移動があるわけじゃない。福岡の陸運支局での順番はこんな感じ。まずは①あたりに車を停める。

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陸運局は基本的には車屋さんがたくさん来ていてごった返してる感じなんだけど、そういうプロの人じゃない人用にちゃんと教えてくれる窓口もあるので、そこで持ってきた書類を全部見せればチェックして書き方も全部教えてくれる。次にどこの窓口に行くかなどもその都度指示してくれるので、迷子になったりはしないと思う。

②収入印紙と申請用紙(OCR)を購入し貼り付ける

収入印紙を購入する窓口に行く。行ったら向こうが即座に素人だと見抜いて書類全部見てくれて必要な印紙と用紙をくれる。言われるがままにお金を支払い、指示された次の窓口に行く。

③OCRを記入し、登録をしてもらう。

この登録申請書がわかりにくい。わかりにくいけど、わからない人用窓口に並んでると係の人が書類全部見て並べなおして、OCRにこの通りに書いてね。って赤えんぴつで書き込んでくれて、書き終わったら何番窓口に提出してくださいと指示してくれる。

言われるがままに書き込み窓口に提出する。しばらく待つと名前を呼ばれるので、書類を受け取り、今度は自動車税を払いに別の建物に行く。これもちゃんとどこそこに行けと教えてくれる。福岡の場合は印紙を買うとこの2階にある。

④自動車税を払う

月割の自動車税を払う窓口(要は県税事務所)に行くと、書類を全部見て申請用紙に記入するように言われる。記入して提出すると、隣の窓口でお金を払うように言われるので言われるがままに払う。払い終わってもう一度窓口に行くと、ナンバーを受け取りに行くように指示されるので、先ほど登録を行った建物に行く。

⑤ナンバーを受け取る

ナンバー受け取りの窓口に行って書類を渡すと、すでにナンバーが用意されている。手数料を支払い、これを受け取って、車に乗って封印取り付け場所に移動する。

⑥ナンバーを取り付けて封印してもらう

適当なところに停めたら、自分でナンバーを取り付ける。後ろの左側のネジには封印用の受け皿を一緒に取り付ける
取り付けたら「封印」って地面に書いてあるところに車を持って行けばおじちゃんが出てきて、封印を取り付けてくれる。

これで全部おしまい。ここで任意保険の切り替えを連絡することを忘れないように。

これで晴れて自由に乗れる車になったというわけです。
全部の手続きを自分で行ったのは初めてだったんですが、色々な解説サイトでも書かれているように、やってみるとそこまで難しい手続きというわけではなく、書類が多いことから少し面倒といったところかなと思いました。

この作業を自分で行うことで通常中古車屋さんなどに支払う諸費用にあたる部分がかなり節約できると思いました。金額にするとここだけでたぶん5万円ぐらいの節約。
また手続きにかかる費用は数千円なので、車の買い替えのハードルがぐっと下がり色々な車に乗ることを楽しめるようになる気がします。短期間での車の所有などもできると憧れのオープンカーを1年だけ楽しんだりといったこともできそうです。

まぁ、それでも私はしばらく無理ですけどねっ(TдT)

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